今回の記事ではドラムの奏法、テクニックに関する用語をざっくりわかりやすく解説していきます。
必要最低限の用語を知っておくことで、音楽仲間との話に入っていきやすくなったり、コミュニケーションを取りやすくなるメリットが生まれます。
よく使われる用語を厳選して解説していきますので、最後まで見ていって下さい!
ドラム初心者必見用語、奏法編
ここではドラムの奏法でよく使われる用語を5つ解説していきます。
①ストローク
1つの動作で1回叩く(1つ打ち)ことをシングルストローク
1つの動作で2回叩く(2つ打ち)ことをダブルストローク
1つの動作で3回叩くことを トリプルストロークといいます。
②RLK
RLK=左から、右手(ライト)左手(レフト)足(キック)のことを言います。
譜面などであらわすときによく使われます。
RLK=られけと略されることが多いです。
例えば『られけけ』というフレーズがあったら、右手→左手→足x2ということになります。
③アタック感を出していく『オープンリムショット』
スネアの打面とフチの部分を同時に叩いて金属の音が混じった大きい音を出す奏法です。
④雰囲気を醸し出す『クローズドリムショット』
スティックを寝かせてスネアのフチ(リム)に当てることで音を出す奏法です。
J-POPで曲がまだ 盛り上がっていないところや静かな部分でよく使われるので聞いたことがある方が多いと思います。
⑤ドラムといえばこれ!『チョーク(chalk)』
チョーク(chalk)=断絶するという意味。
シンバルを叩いた直後に片手でつかんでシンバルの音を断ち切る奏法のことです。
僕はこれをやっているドラマーの姿を見て『ドラムかっこいい!』ってなってドラムを始めたきっかけになりました(笑)
見た目も雰囲気もかっこいいのでおすすめの奏法の一つですね!
参考動画を貼りますのでご覧ください!
ドラム初心者必見用語、テクニック編
次はテクニック編です。
よく使われる用語を5つ紹介します。
①小節を繋いでいく『フィルイン』
fill=時間をつぶす、埋めるという意味ですね。
ドラムにおいて、各セクションや小節の繋ぎとしてと使われるフレーズです。
おかずとも呼ばれます。
②おかずの定番!『タム回し』
フレーズの中で、タムを高いところから低いところまで順に叩いていく奏法になります。
低いところから叩く場合もあります。
③曲にメリハリをつける『ブレイク』
曲の途中で急に演奏の音を止めることです。
ほとんどは、バンド演奏者全員でブレイクをすることが多いですね
わかりやすい例でいうと、多くの方が知っている『モンゴル800~小さな恋の歌~』のサビ前(ほーらのところの手前)のところでブレイクしています。
一瞬の無音の『間』という表現をするとわかりやすいかもしれません!
④曲に抑揚をつけるか『ダイナミクス』
ダイナミクスは音楽の抑揚のことをいいます。
音楽に抑揚をつけることで、曲中に様々な情景や表情を感じさせることができる奏法となります。
特にドラムは音が大きい楽器なので、ダイナミクスにおいて非常に重要な役割を担っています。
⑤ドラムの基本奏法『ルーディメンツ』
スネアドラムを演奏する際によく使われるテクニックの総称。
アメリカンルーディメンツ26という基本の型があり、スネアドラムでのフレーズの練習や、ウォーミングアップなどに使われることが多いです。
参考動画を貼っておきますのでぜひご覧ください!
まとめ
今回はドラムの奏法とテクニックに関するよく使われる用語を解説していきました!
音楽仲間との話にもついていけるようになりますし、用語がわからないことによる時間のロスも防ぐことができるので音楽用語は覚えておいて損することは無いです。
他にもまだまだたくさんあるので、次はリズム編なども解説していく予定です!
一つずつ丁寧に用語の意味を理解していってドラムライフを楽しみましょう!
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