今回の記事では、ドラム初心者がなぜチェンジアップやチェンジダウンの練習を取り入れるべきなのかを解説していきます。
チェンジアップやチェンジダウンを取り入れることによってフォームの見直し、フィジカル面の強化、リズム感の強化、手足のバリエーションの強化など様々なメリットがあります。
その中から特に大事な部分を解説していきますので、是非最後までご覧下さい!
チェンジアップ、チェンジダウンを練習してテンポを安定させる!
ドラムのテンポを安定させるためにはチェンジアップ、チェンジダウンという練習方法は欠かせない基礎練習方法となります。
チェンジアップとは、『チェンジ=変える』、『アップ=上げる』という意味があります。
4分音符→8分音符 → 3連符→16分音符と音符を拍の中でどんどん増やしていくという練習方法です。
逆にチェンジダウンは 『チェンジ=変える』、『アップ=下げる』という意味があります。
逆なので、16分音符→3連符→8分音符 → 4分音符と音符を拍の中で減らしていくという練習方法となります。
練習する際、メトロノームを使って練習することにより練習の効果を発揮できるので、メトロノームはぜひ持っておいた方がいいですね。
リズム隊であるドラムがテンポを安定させないことには、バンド全体がグダグダな印象になってしますので、ぜひチェンジアップ、チェンジダウンは一つの練習方法として取り入れていきましょう!
リズムを安定させるためにチェンジアップ、チェンジダウンでリズム感を強化していく必要があります!
チェンジアップ、チェンジダウンを練習する目的。
チェンジアップ、チェンジダウンをなぜ練習するべきなのか、練習する目的について書いていきます。
①体の中にメトロノームを作る。
メトロノームがあったらリズムが取れるけど、メトロノームが無ければリズムが走ってしまう、または遅くなってしまう、リズムがイメージできなくなってしまうということが起きます。
なので体の中にメトロノームを作ってしまおう!ということなんですね。
②フィジカル面の強化
様々なBPMでここを強化することによって、リズム感を保ったままスティックを早く動かせるようになります。
例えばBPM100で練習をしたとします。
4分音符→BPM25の16分音符と同じ速さ
8分音符→BPM50の16分音符と同じ速さ
3連符→BP75の16分音符と同じ速さ
16分音符→BPM100の16分音符と同じ速さ
6連符→BPM150の16分音符と同じ速さ
32分音符→BPM200の16分音符と同じ速さ
このようにBPM100で一度チェンジアップをするだけで様々なBPMで16分音符を叩いているということになりますので、練習の効率性が非常に高いです。
チェンジアップ、チェンジダウンのコツ!
続いてチェンジアップ、チェンジダウンのコツについて書いていきます。
先ほど体の中にメトロノームを作るということを話しました。
その理由としては、メトロノームを聴きながらメトロノームに合わせるように練習をしてもあまりリズム感の向上には繋がりにくいからです。
メトロノームがなくなるとリズムがわからなくなるからですね。
なので体にメトロノームを作ってしまおうということです。
コツについては先ほど紹介した6種類の音符を足でリズムを刻みながら、チェンジアップ、チェンジダウンをしていくという方法です。
足のリズムとして、右足→左足→左右同時→左右交互(右足スタート)→ 左右交互(左足スタート)→右足ウラ→左足ウラ→ 左右同時(8分音符)→右足4分音符左足は2と4
という順番で練習していくと効果的です!
まとめ
今回は、ドラム初心者がなぜチェンジアップやチェンジダウンをやるべきなのかを解説していきました!
チェンジアップやチェンジダウンの練習をすると様々な面でメリットがたくさんあるのでぜひあなたにも取り入れていただきたい練習方法になります。
リズム感をつけるために体メトロノームを作ることは非常に大事ですし、練習することで効果を実感できることでしょう!
ぜひあなたもチェンジアップやチェンジダウンを日々練習していってください!
体にメトロノームを作るために、まずは4分音符から練習して慣れていきましょう!
コメント